英文を速く読むために

私の志望校の入試問題、過去問を見てみると、他の大学とはちょっと違った傾向が見えてきました。まずは、リスニング問題がたくさんあること。それから、文法問題はほとんどなくて読解問題がたくさんあること。重箱の隅をつつくような問題ではなく、内容理解を問う問題が多い。ただ、分量が多いので、読むスピードを上げる必要がある。

いわゆる受験英語の勉強ではなく、より実用的英語力が必要。文法の細かいことを勉強するよりも、聞き取りが出来て、多量の英語を時間内に読んで理解できる力がいる。

もう今から20年以上前のことで、覚えてないこともあるんですが、「どうすれば速く読めるんだろうか」と考えたことははっきりと覚えています。英語の長文がすんなりと頭に入って来ない。同じ文章を2度読まないと理解出来ない。でもそれだと読むのに倍時間がかかります。

なぜ2度読まなきゃ頭に入って来ないのか。それは英語と日本語では、文章の展開の仕方が違うから。日本語は細かい情報を先に持ってきて、動詞などの重要なことを最後に持って来る。一方英語はその逆で、最初に主語、動詞、その後に細かい情報が追加されていく。なので、日本語の感覚で英語を読むと、同じ文章を2度読まないと頭に入って来ないわけです。

じゃあ、どうすればいいか。英語の展開で理解する、つまり、前から読んで前から理解するようにすればいい。これが出来れば返り読みしなくてすむので、読むスピードが上がるはず。

そう気付いて、そこから英語思考で読む練習を始めました。まずはいつも通りに読んで構文や内容をつかみます。それから同じ文章をもう1度読みますが、この時頭から英語の語順で理解していくようにします。最初は時間がかかりましたが、とにかく慣らしていくことが必要。誰が、どうした、何を、どのように、と左から読んで左から理解していく癖付けをします。練習していけば段々と慣れていきます。ただ、意識して癖付けしないとだめ。無意識に読んでいるといつもの日本語思考に戻っていきます。

そうやって英語の語順で理解する、そして日本語に変換するのではなく英語のままで内容をイメージ出来るようにする。そうやって英語思考を作っていくのです。

これは何も新しい考えではないし、実用的な英語力を身につけるために不可欠なこと。ただ、当時の私のまわりには、そんな学習アドバイスをくれる人はいなかったし、今のようにインターネットもなかったから学習者向けの情報も入って来ない。そんな中で自分なりに考えて工夫して行き着いた学習法でした。そしてそれはちゃんと有効的な学習法だったわけです。




わたしの英語学習法

学生時代から現在まで20年以上にわたる英語学習の軌跡。今も現在進行形で学習中。

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