帰国子女の苦労

短大に入って初めて外国人講師の授業を受けることになりましたが、スピーキングが苦手だった私はやはり授業ではあまり発言できず。なにしろ周りが帰国子女たちですから、彼女達の英語力に圧倒されていました。英語の話せない日本人が海外留学したらきっとこんな感じなんだろうなと思います。

そんな帰国子女のクラスメイト達の話しを聞いていると、彼女達には彼女達の苦労があったこともわかってきました。まだ小学生だった頃に親の仕事の都合で海外に連れて行かれ、「この世の終わりのような気持ち」で日本を離れ異国の地へ向かったとか。学校にもなかなか馴染めずに、毎日ブルーな気持ちで学校に行ってたそう。「帰国子女」と言うと何だか格好良く聞こえますが、当然のことながら彼女達なりの苦労があるわけです。すぐに言葉を習得できるわけではなく、しばらくはさっぱりわからなかったとか。

私は私で「英語が話せない」コンプレックスがあったわけですが、だからと言って決して帰国子女や留学経験者のクラスメイト達と仲が悪かったりしたわけではなく、どちらかと言うと「凄いなぁ」という憧れの気持ちの方が強かったです。皆いい子達ばっかりで、クラスは結構仲良しでした。

ただ、英語に関してはやっぱり「敵わない」という気持ちがあったので、少しでも追いつけるように努力する毎日。リスニングもスピーキングも敵わない。唯一私が力を発揮できたのはやはり文法の授業でした。日本で英語を学習した人間の典型ですね(笑)

ちなみに後で知った事でしたが、帰国子女達が皆トップのクラスに入っていたのかと言うとどうやらそうではないようでした。クラスの帰国子女の友達が「帰国子女だから英語が出来て当たり前と思われるのが嫌。帰国子女でも出来ない子もいるのに」と言っていたのが凄く印象的でした。留学経験者でもそうですが、行ったからといって出来るようになるわけではないわけです。やはりそれ相応の努力が必要。

帰国子女だろうが留学組だろうが純国産だろうが、要は自分の置かれた環境の下でどれだけ努力をし、挫けずに乗り越えて行くか。トップのクラスにいた子達は、そうやってそれぞれに英語力をつけた子達ばっかりだったのだと思います。そんな中で学べた私は幸せ者だったんだなぁと今振り返ってみて思います。





わたしの英語学習法

学生時代から現在まで20年以上にわたる英語学習の軌跡。今も現在進行形で学習中。

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