English Grammar

英語ペラペラの帰国子女たちが苦労していたのが英文法のクラス。彼女たちは理論から英語に入らす体験で感覚を掴んでいるので、文法となると苦手なよう。これは私たち日本人が国語の授業で苦労するのと同じですね。母国語だからと言って正しく使えているとは限らないし。


一方、学校で英文法の学習をしっかりしていた私にとっては文法クラスはなかなかに楽しいクラスでした。市販のテキストではなく先生オリジナルの教材で、これがなかなか面白かったのです。中高では習わなかったような、英文法の深いところに踏み込んだ内容で、毎回新たな発見がありました。しかもこのクラス、生徒からがんがん質問が出てとてもインタラクティブ。そのせいでなかなか進まないですけど(笑)先生は大変だったんじゃないかと思いますが、凄く楽しい授業でした。もちろん、私もたくさん質問してましたよ。

例えば、関係代名詞の用法で、いわゆる「制限用法」「非制限用法」の違い。whichやwhoの前にコンマ,がつく場合、つかない場合の違いをこの時に初めてちゃんと理解したように思います。

基本的に、固有名詞の後にはコンマがつくというのです。どういうことかと言うと、通常、関係代名詞というのは、たくさんあるあるものの中で、例えば「昨日買った本」というように情報を限定することで「どの本」を指しているかを特定するもの。これが制限用法、もしくは限定用法というものです。でも固有名詞の場合、例えばKyotoと言えば、京都という都市はひとつしかないので、関係代名詞で限定できません。もしも京都がいくつもあれば、お寺がたくさんある京都、舞妓さんに会える京都、と制限用法で限定できるんですがそうではないですよね。なので、Kyotoの後にコンマ,をつけていったん切るのです。その後に関係代名詞を続けて、「で、京都っていうのはお寺がたくさんあるんです」みたいに情報を追加します。これが非制限用法ということ。

そこでふと疑問に思ったのが、固有名詞でも人の名前の場合。例えば、Kyokoさんがクラスに2人いて、背の高いKyokoと小柄な方のKyokoと言う時には、制限用法が使えるんじゃない?そう質問を先生にぶつけてみたら、そういう場合は名詞の前にtheをつけた上で制限用法を使うのだとか。「ほぉ〜」と思いませんか?

そんな感じで、ちょっと突っ込んだ英文法の学習が出来て、そこで学んだことが、その後講師として仕事をしていく上でもとても役に立ったと思います。私もそうでしたが、日本人の生徒さんって文法知識の高い人も多い。話すのは苦手でも、文法知識は豊富だったり細かいことが気になったり。スクール勤務時代、そういった生徒さん達からの質問に対応出来たのは、この時の文法学習のおかげもあります。授業準備していて、きっとこういう質問来るんじゃないかなとわかることも。自分が気になるところは生徒も気になる。予感的中の質問が来ることも度々でした。時に予想外の質問が飛んで来て、「調べてみますね」と翌週に持ち越しすることもありましたが。でも、それで自分も学ぶことも多かったので、そういうやり取りは楽しくもあり。きっと短大の先生も、生徒とのやり取りを楽しまれていたかもしれませんね。

ちなみに帰国子女や海外在住経験の長かった日本人講師たちは文法が苦手な人もいて、こういった生徒からの文法質問にはちょっと困っていた人も。ネイティブ講師もそうですが、感覚ではわかるけど説明は出来ないことが多い。でも、生徒はそれでは納得出来ない。私はそこを得意としていたので、生徒さんから「ありがたいです」なんて言われることも。国産の強みでしょうか(笑)



わたしの英語学習法

学生時代から現在まで20年以上にわたる英語学習の軌跡。今も現在進行形で学習中。

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