ディクテーションの効果とは?

リスニング練習としてディクテーションが良く知られていますが、これって必須の学習法でしょうか?これによってどんな効果が得られるんでしょうか?

私自身の経験について話してみると、短大時代に毎週、授業の課題としてディクテーションをしていました。仕事を始めてからは、一時期アルクのヒアリングマラソンをしていた時があって、その時期にやはり時々ディクテーションをしていました。最近はさっぱりしていませんし、英語学習歴の中でディクテーションに割いた時間は決して多いとは言えないと思います。机に向かって腰を据えてしなきゃいけないので、隙間時間を利用しての学習には向かないです。なので、忙しいとつい億劫になり、やらなくなってしまいます。

ただ、良い面もやっぱりあるので、ディクテーションしたことがないという人は、是非、経験してみるといいと思います。実際、大学の授業や企業研修では、私も取り入れていますから!

リスニング力を鍛えるためには、多聴と精聴の両面からアプローチすることが大事ですが、ディクテーションは精聴にあたります。細かいところまで聞き取って一字一句書き出すことで、「自分がどこを聞き取れてないのか」という苦手ポイントが見えてきます。書き出すことで、自分の耳が拾えない音がわかるわけです。

ちなみにディクテーションをする時は、音声を止めながら書き出してオッケーです。何度も聞き返して良いのですが、何度聞いても聞き取れない音というのがあると思うので、3、4回位聞いて聞き取れないなら諦めた方がいいかと思います。

ある程度仕上がったら、スクリプトを見て答え合わせです。聞き取れなかった、もしくは間違えたのはどこでしょうか?何が原因でしょうか?単語を知らなかったから?それとも、知っている表現なのに聞き取れなかったのでしょうか?知っている表現を聞き取れなかったなら、それは発音のせいということです。単語の発音や、音の連結・脱落などを確認した上で何度か聞き返してみる。その上で、同じように音読してみると良い。

もしこの時点で、かなりの割合でディクテーションが出来ている、なのにリスニングで内容理解が出来ないとしたら、自分のリスニングの弱点は第三の要因、つまり「情報処理のスピード」であるということです。

ディクテーションの一番の良さというのは、こんな風に「自分の弱点を発見できる」ところにあるんじゃないかと思います。ディクテーションすることでリスニング力が上がるというよりも、それによって自分の苦手が見えて、取り組み方が見えてくるんじゃないかと思います。

つまり、ディクテーションばっかりしていてもリスニング力は上がらないということです。自分の弱点に合わせて他の学習法を取り入れていくことが必要。そうすることでリスニング力を上げていけるのだと思います。

わたしの英語学習法

学生時代から現在まで20年以上にわたる英語学習の軌跡。今も現在進行形で学習中。

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