中級レベル脱出法

イングリッシュジャーナルのバックナンバーを読んでいます。

2018年の1月号のテーマは「日本人の英語」この特集がなかなかに面白いです。いろんな方たちが日本人が話す英語についてその問題点は何なのかということを話されているのですが、やはり共通に感じる日本人ならではの問題点があるようです。例えば、「日本人は声が小さい。」これはおそらく日本人のシャイな性格であったり、それから英語への自信のなさと言ったことが原因になっているのではないかなと思います。それから、「結論が何なのかわからない」。これは私も感じることではあるんですが、話の展開が論理的ではないのでよね。面白いのが、問題点の多くが「英語力そのものについてでない」こと。自信のなさからくることであったり、日本語的な発想やコミュニケーションの取り方であったりが原因になっているように思います。


それからこれも面白いなと思ったのが、全くの初心者で英語ができない人というのではなくて、逆にある程度英語ができる人だからこその問題点。例えば、文章を複雑にしすぎるとか、早口すぎるとかいったこと。どれも、「わかる、わかる」と思うことばかり。実際これまで英語を教える仕事をしてきてたくさん耳にしたことであり、そして私自身が中級レベルの時に経験した問題点でもあります。ある程度の英語力があるからこそ、そこからもう一皮むけるには、難しい表現よりもシンプルな表現を心がける、早口で話すのではなくて少しゆっくりめにペースダウンをして話す。そうすることで自分の英語がより洗練されたものになっていくんのだと思います。

実は私自身も以前は結構早口の英語を話していました。なぜ早口で話をするかというと、決して自分が速く話せることを自慢したいわけではなくて、自分の英語の至らないところや文法・表現のミスなどがあることを自分でも分かっているので、逆にそれをごまかすために次に次にと話を進めてスピードを上げていたという風に思います。なので流暢さは高いけれども正確さに欠ける、そんな英語だったと思います。そこから脱出して自分の英語力をもう一段上に上げるきっかけになったのは、やはり話すスピード少しゆっくりにしたことでした。その方が綺麗な英語を話せるようになるし、実は聞き手にとってもわかりやすい英語です。これは日本語でもそうですが、少しゆっくりめで丁寧に話す方が、実は言葉に重みがでるし相手からの信頼も得られるような気がします。その方がかえって知的に聞こえることも。


ということで、中級レベルから脱出して上級レベルの英語を手に入れるには、少し話すスピードを落として、そのぶん丁寧に正確な英語を話すようにする。そして、結論を明確にして論理的な展開で英語を話すように心がける 。表現はできるだけシンプルに、難解な言葉は排除する。


難しそうに聞こえますか?確かにそうかもしれません。まずはとにかく少しスローダウンしてみるそこから初めて見たら良いのではないかなと思います。実際私もそうでしたが、少しペースを落とすことで考える余裕ができるので、そのぶん文法の正確さが上がり、またゆっくり考えることができるので話しの展開もしっかりと組み立てることができるようになります。あまり速く話をしていると正直話しながら自分が何を話しているのかがわからなくなることがあるので、結果なんだか支離滅裂な話の展開になってしまったりするわけです。とにかくまずちょっとスローダウン。それを心がけてみると自分の話す英語が大きく変わって来るんじゃないかと思います。


わたしの英語学習法

学生時代から現在まで20年以上にわたる英語学習の軌跡。今も現在進行形で学習中。

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